top of page

ヘッドライトレンズのクリヤー塗装


youtubeやブログでたくさんの情報があります。

自分もたくさん見ました。

補修方法は塗装、研磨、スチーム、薬品などがありますね。

みなさん、ご自分の経験からくるご意見をお持ちなんだなーと思います。

だからなにが正しいというのはないのですが、

自動車にかかわるプロとしての私の意見は「結局塗装」です。


理由はいろいろですが今回は塗装について私見を述べてみたいと思います!



いちばん納得しやすかったのはレストアGTさんの動画↓




まずどれぐらい研磨すればいいの?って疑問がありました。

人によっては#3000まで磨き上げるとか。


クリヤ塗装は平滑ではない下地を平滑にして見栄えを良くするものだと思います。


クリヤー自体は樹脂素材でこれを下地めがけて吹き付けます。

このとき下地の表面が磨き上げられたまったくの平だと樹脂は滑り落ちて密着しません。

ではどのくらい凸凹な表面なら良いのか。

これの答えはクリヤはどれくらい粗い表面を平滑にできるのか、だと思います。


結果#800でOKだと私も思います!


自分のワークはこれ。




たぶん、以前にレンズ表面になにか処理した感じだと思います。

で、それが密着不良で剥離したのかなー。


この後乗せの膜を剥離できる粗さのシートをつけたダブルアクションで落としていきます。

自分の場合は#240でした。

ここから手持ちにあった#400→#600→#800で削りました。



ここからが塗装工程ですが大切なポイントがあります。

シンナーの扱いです。

溶剤ゆえに下地にダメージを与えたり、塗り方によって塗装後に縮みを発生したりします。


大切なのはクリヤーを薄く塗り重ねてレンズの上に塗料樹脂の膜を作っておくこと。

そうすると厚塗りしても塗料樹脂層がレンズを保護してくれます。

最初の3~5回は薄くクリヤーを乗せましょう!

各塗装後にきちんの乾燥時間をとることも大切です。

急ぐとレンズを痛めてしまうかもしれません。



そうするとこうなります↓




これも永遠に使えるわけじゃないのですが5年くらいはもつでしょうか。

これは塗料メーカーが保証する塗料の性能から、それくらいはもちそうだ考えていますー


閲覧数:18回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page